新たな実施分野

 

健康づくりの分野では、大きく分けて3つの分野があると考えています。

一つはメタボ健診というのがあります。

メタボリックシンドロームへの対応が健康運動指導士には求められます。

健診結果で、ちょっとお腹が出っ張っていて、血圧が高くてコレステロールも、

といったリスクが発見されれば当然、運動指導員の出番になります。

そのようにして、国の政策があって我々の出番があることが一つです。

 

もう一つ、ロコモティブシンドロームへの対応も健康運動指導士には求められます。

これは介護に近くなってきた状態で、どちらかというと整形外科的な内容です。

メタボというのは内科循環器系のイメージですが、ロコモだと整形外科的なイメージです。

 

そして平成23年に、四大疾病のガン・脳梗塞・心臓病・糖尿病に、精神疾病が加わって、

五大疾病になりました。精神疾患には、うつ病も認知症も両方とも入っています。

それに対しての動きもありまして、平成27年ですが、

50人以上の企業でメンタルのストレスチェックが義務化されました。

私はそのストレス対応についても、運動指導員としての役割を担いたいと考えています。

現に、うつ病学会が「運動療法ガイドライン」を設定しました。

 

メタボ、ロコモ、メンタル、

それらの医療対応においては、お医者さんの診療科目も違うし薬も全部違ってきます。

でも運動指導員は全部にアプローチできなければならないと私は思っています。

こういう多様なアプローチとして、笑いヨガは非常に分かりやすいと思っています。

運動指導員の仕事を考えたとき、それら全てに上手く対応するには、

この笑いヨガというものはとても良いと思います。

特にメンタルに関しては「笑顔」が重要なキーワードだと思っています。

 

私自身はどちらかというと理詰め理詰めで物事を考えて、

例えばダイエットなども専門のプログラムでも自信たっぷりに行っていましたが、

プログラムに依存しすぎて、その人の顔を見ていないというか、

その人の気持ちを読み取るのがちょっと苦手なところがありました。

それで失敗も多くしてきました。いわゆる空気が読めないタイプなんです。

 

ですが笑いヨガでは、そのような自分の欠点が洗い落とされるような、

自分の欠点をカバーしてくれるかのようなことがたくさん起きました。

その影響もあってか、仕事の内容というよりも、自分の仕事のスタイルが変わってくる部分があって、

いろいろと間口が広がって、あちこちからお声掛けいただけるような機会が増えてきました。

 


 

コミュニケーションツールとしての笑いヨガ

 

運動指導員による笑いヨガは、まだまだ九州では広がっていませんので、しっかり広めていきたいです。

さらにはコミュニケーションのツールとしても役立てたいと考えています。

近年は人間関係が原因で、例えば企業の営業職でうつ病になっているなどの話がよくあります。

 

コミュニケーションの中で笑顔というツールをどう使うかという話なのですが、

ミラーニューロンというものがあります。

このミラーニューロンのおかげで、周りの人がみんな笑顔だと、

その笑顔が自分に鏡のように伝染するというお話です。

 

つまり周りが苦虫をかみつぶしたような顔をしてると自分もそうなってしまうし、

みんながにこにこしていると自分もにこにこする。

それが証明されています。周りに笑顔があれば、笑顔が自分に伝染するのです。

 

もう一つ伝染の話があって、感情が伴っていなくても体操として自分の顔を笑顔にすると、

その表情筋が示したような心理状況があとで起きてきます。

これは「フェイシャル・フィードバック」と言います。

要は自分の顔の表情が、自分の脳に伝染するという現象です。

 

周りの笑顔が自分に伝染するのが一つの伝染で、

自分の表情筋を体操として動かす作り笑いが、自分の脳に伝染するのがもう一つの伝染です。

 

よく講演で言わせてもらいますが、「まず作り笑顔から始めよう」。

作り笑顔から始めても、それは周りにも伝染するし、自分にも伝染する。

ですからコミュニケーションツールとして、まず作り笑顔からでも良いんだよという形でやっていくと

先ほどお話ししました、メンタルヘルスやコミュニケーションなどに関してもかなり良い効果が得られる、

そういうことを多くの方にお伝えしています。

“にこにこ”つながりの笑顔のプログラム

 

健康運動指導士会の「単位認定講習」というのがあります。

健康運動指導士は、一定期間に単位を履修していかないと失効してしまいます。

その単位認定講習で先日、私は講師をさせていただきました。

笑いのプログラムという路線は日本で初めてだったようです。

笑いヨガを健康運動指導士の履修プログラムとして、単位認定講習に選んでいただいたというのが一つの大きなステップでした。

 

もう一つ、笑いヨガと同じ頃に私が資格取得したのが、福岡大学の身体活動研究所の田中宏暁先生が提唱されている、スロージョギング®です。このスロージョギング®は今、天皇陛下が毎日されているということでワイドショーなどでも非常に話題になりました。

それでスロージョギング®と笑いヨガ、お互いに“にこにこつながり”の笑顔のプログラムで、健康運動指導士の単位認定講習を担当させていただきました。

そのように、きちんとした流れにしっかり乗っけていけば、「笑いヨガって単なるお笑いじゃないんだ」というところが広がっていけるかなと思います。

これからは、科学的な根拠や、そのような示し方をプロセスとして示していくことが必要と思います。

福岡ちくし笑いクラブ

 

日本笑いヨガ協会では、基本的に地域貢献活動を推進しています。これは義務ではありません。私のように、商売としてやってもらっても全然構わないです。でも、できるだけ地域貢献として、非営利で笑いヨガを広めましょうということが基本方針になっています。

 

太宰府市内の公民館で1回300円で月一回実施しています。会員制ではなく誰でも来てくださいというスタンスです。

それが「福岡ちくし笑いクラブ」ですね。場所代がかかりますので1回300円は頂きますが90ぐらいやり、毎回1020名の方が来られます。

 

■実施要項

日時 : 原則として毎月第四水曜日 10001130

※随時変更があるのでお問い合わせください。

場所 : 福岡県太宰府市宰府3丁目53 連歌屋公民館 2

    (太宰府天満宮より徒歩1分、西鉄太宰府駅より徒歩5分 )

費用 : 300

連絡 : ウェルネスサポート代表 佐藤昌久 

     電話:090-5381-3882 

注意 : お茶、タオル持参

     会場での強引な営業・勧誘はお断りします。

 

    


笑いヨガリーダー養成講座

 

「笑いヨガリーダー養成講座」には、「ラフターヨガ・インターナショナル・ユニバーシティ(Laughter Yoga International University)」の世界基準のカリキュラムがあります。

そのテキストがあって、そのテキストに沿って2日間みっちり学ぶというのが、「笑いヨガリーダー養成講座」です。これは世界基準ですから、世界共通、今100ヶ国に広がっています。世界100ヶ国同じテキストです。

 

「笑いヨガリーダー養成講座」にはテキストがあるので、基準に従って、「笑いヨガとは何ぞや」とか、「その進め方はこうする」とか、笑いヨガクラブを自分で非営利でやりましょうとか、その始め方とか、そういういろいろなカリキュラムで決まっているので、それに従って教えています。

2日間履修すると、笑いヨガリーダーと名乗れます。修了した方にはラフターヨガインターナショナルの証明書に、私がサインをして認定書を発行します。

「運動指導員の笑いヨガ!ゲラゲラビクス」

 

私はいま、有酸素運動の運動指導ノウハウを付加価値として取り入れた笑いヨガを “ゲラゲラビクス”と名付けてLIVE感覚で行っています。高齢者の場合だとシルバーLIVEですね。

そんな風に、日本の市場で、日本の公民館、日本の介護サービス課、日本の健康課からの仕事に対して、健康運動指導士の資格を持ち笑いヨガを教えられる人材はとても少数なんです。

「笑いヨガリーダー養成講座」を開く資格を我々は「笑いヨガティーチャー」と呼んでいます。おそらく笑いヨガティーチャーで、体育系大学院修了で、健康運動指導士会の県支部理事というのは、他に居ないはずです。健康運動指導士が手を出さないので物好きと言われるかもしれませんが、ところが凄いんだぞ!と言うのが醍醐味でもあります。

 


笑いヨガワークショップ

 

「スロージョギング®」指導と「笑いヨガリーダー養成講座」講座を開ける笑いヨガチーチャーというのは、今のところ間違いなく、日本では私一人しかいません。

 

年間数回「笑いヨガリーダー養成講座」を行いますが、運動指導員としての目線で見た時に、その養成講座のテキストに追加したいところがいっぱいあるんですね。

 

これはぜひ伝えたいなと思ったので、リーダー養成講座を受けた人たちに、もしくは、受けていない人でも、初めての方たちでも良いんですが、ワークショップをやります。

 

その中で、私が運動指導員の目線で笑いヨガを見たときに、こんな風に役立ちます、と。実際にこんなところからお金をいただいています、というのを見ていただきたいと考えています。

もちろんスキルアップが大切ですが、そういう部分もお伝えしたいな、というところで始めたのがワークショップです。